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ナワ・プラサード今月のおすすめ
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『月の小屋』 『きものとからだ』三砂ちづる著 月..は毎日新聞社 1575円 きもの...はバジリコ 1470円 女性の保健を専門とする疫学者、『オニババ化する女たち』のロングセラー作家の、初めての小説集と、how toではない、きものの本です。『月の小屋』は短編小説が6篇、どれも伝えにくい、いわくいいがたい、女のひとたちの物語で、読後スタッフたちとずいぶん話題にのぼりました。健全ないのちの発露、ではあるのですが、奇妙なハナシばかりで妙に心に残るのです。大した書き手です。『きものとからだ』は、ある日突然洋服をやめ着物を着始めた著者の記録ですが、「きものがからだにいい」ことが次第に分ってくるしくみ。ふ〜む、こんな視点の本は今までになかったぞ。どちらもおすすめ。
神に選ばれた人たち、ユタ。過酷な人生を生きて鍛えられやさしくなった彼らから聞く、真のことば。著者は現地滞在6ヶ月、11人の沖縄・奄美のユタ(うち1人は男性)にひとりひとりていねいに取材し、見えない世界が少しずつ身近になっていく。「わたしたちはパイプつなぎ、糸つなぎ。汚れやアカが詰まったパイプの穴を『神様』という水で流してきれいにして、それから祖先と人間とを糸で切れないようにつなぐのさ。」
6世代の人の世を生きてきたおばあさんの予言のうたがアイヌの山里に響きます。ゆたかな自然、おそろしい山津波・海津波、海の王、六つ地獄、糸を紡ぐ村の守り神の妹君、そしてセミ神。アイヌ昔話の美しさと力強さがすばらしい刺しゅうで表現されています。パワフルで畏敬に満ちた本です。
夢の本は売れない。なぜか? みな忘れるからだ! 現実というものは、夢という後楯があって初めて全体性をええられるのに、ざんねんなことだ。この本は20世紀最強の超能力者、エドガー・ケイシーによる夢辞典。ドリームセラピスト坂内さんのそっけないほど本質的な序文と、各夢に、ユングの元型を付け加えたところが新しい。ひそかに枕元にどうぞ。(以上、ゆ)
フィリピン・ミンダナオ島南部に暮らすトボリ族の女性11人による音楽収録。このアルバムではトボリの村の一日を描いています。雄鶏の鳴き声が聞え、女性の唄の調べが村に朝を知らせる、さぁ、今日も一日が始まった。トボリの人々の暮らしが聞えてきます。載っている写真もステキです!
アルジェリア出身のミュージシャン、シドゥの1stアルバム。伝統音楽グナウの深くゆったりとしたリズムにサックスやダルブッカ、世界各地の音を取り入れている。ゲンブリという三弦の木製ギターの音色、男性ヴォーカルの歌の掛合いなど曲ごとに展開があって楽しいよ! 北アフリカの砂漠のブルース。(以上、結) |
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