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ナワ・プラサード今月のおすすめ
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『不完全燃焼、ベビーバギー、そして暴力の萌芽について』 前回の短編小説集『月の小屋』より、怖い話が増えました。今の女の人たちの置かれている状況に深く寄り添っていくと、どうしてもそうなるのかも。3時間しか眠らないと決めて生きて来た女の人の話は、がんばりやさんの日常が淡々と描かれていて、でもいつの間にか「あっち側」に行ってしまって、帰ってこられない。料理の最中にそこにあった白黒のカプセルをうっかり(いや、わざと?)呑み込んで、どうやら死ぬかもしれない女の人とか、全体に死の影が濃いけれど、でも背後には母との関係やら前世やらが潜んでいて、悲しいほどゆたかな生死の世界がかいま見えます。印象深い一冊でした。
『ボディ・ナビゲーション』 解剖学の本はたくさんある。だけど、絵でみても、からだの中は感じられない、どこかよそごと。この本は、手で触って、ひとつずつ、人間の身体を発見していきます。触診、の世界ですね。著者は10才のとき、脇の下をつまんで、ある筋肉を見つけたときの感動がまだ続いているように、この本を書いています。マップを頭にいれて、まず肩・上腕の骨から始めましょう。(相手がいた方がいいのですけど)。2005年9月初版、8刷も出ています。ナワプラサードでもひそかに売れ続けています。
『整体かれんだー』 「旬(しゅん)な身体になる」とサブタイトル。整体を知ったとき、そうか、日本の豊かな四季に、身体も追いついていかなくちゃ、と思ったことがあります。私たちの身体を見る目は鈍いけれど、少しでも繊細になれば実はほんとうに面白いのが、この身体です。寒さの中で春にシフトする身体をそっと手伝ってあげましょう。自分でできる簡単なゆるめ方が載っています、効きました。12ヶ月の身体のいたわり方の本です。
『わからないことは希望なのだ』 この人は、30年間日本語教師をしてきましたが、もともと溢れるような才能をもった詩人でした。(私の長女の誕生を言祝ぐ詩を巻紙に書いて贈ってくれましたが、その後縁が途絶えていた)。仕事柄、さまざまな矛盾を感じていたのでしょうね、15人の「現場」の声を届けてくれる対談集を出しました。会いたい人に会って、本質的に聞きたいことを聞く、いい本です。ぺてるの家の向谷地生良、ルワンダで義肢を配るルダシングワ真美、東北弁でシェークスピアを演出する下館和己、反貧困の活動家・作家雨宮処凛、などなど日本の今の希望が見えてきます。
『日本の神様カード』 日本に住んでいるんだから、日本の神様ともっとなかよくなろう。アメノウヅメやアマテラスについては知っていたけれど、ちがえしのおおかみ、は知らなかったよ。道反之大神と書いて、不動の岩の神様。過去からのエネルギーの流れに立ち、自由になるのを助けてくれる。うう、なにげなく引いたら、そんな神様がでちゃった。八百万(やおよろず)の神様のうち、より古い48神が、あなたを導いてくれます。モダンとも精霊的ともいえる、いい絵です。(以上、ゆ)
『地球のレッスン』 『自然のレッスン』から30年。北山さんの元に新たな詩、言葉、教えが舞い落ち、去っていき、その中でも残り続けた教えを『地球のレッスン』としてまとめました。この時代を生きる私たちに伝える大切なこと。
『ロケットストーブ』 ロケットストーブ?名前を聞いてどんなストーブを想像しますか?1日24時間心地良く使える薪ストーブがほしいという人に、お勧めの自分で作れるユニークな暖房の登場です。クリーンな燃焼と作り出した熱を高効率に利用することを可能したこのストーブはローコストで制作できるし、薪の消費量もボックス型ストーブと比べて少なく暖かく過すことができます。まだ発展途中のロケットストーブですが、創造力を生かし楽しみながら自分のストーブを造り上げてみましょう。
『あなたも魔法使いになれる ホ・オポノポノ 実践の手引き』 このところ、色んな事が次から次へと起きてけっこう参っていた。倒れてしまいたいところだが、時が止まるわけでもなく進むしかない。。。。そんな、私のところに、この本がやってきた。ハワイに伝わるメソッドが書いてあるという。その方法とは、私と、私以外のすべては「ひとつ」、運命共同体ということを前提に共通の潜在意識「記憶」をクリーニングするというもの。問題を引き起こしている原因が何か、その答えは必要なく、ただ自分の内側に「愛している」と唱えて記憶の中にある原因を消すのである。私も少しづつではあるけれど、内になる記憶のクリーニングを始めてみた。まだ、落ち込んだり、絶望的になったり、怒っていたりする自分はいるけれど、その思いを抱えている時間が短くなって来たような気がします。
CD『恋のうたがきこえる』 ヴァイオリニスト 熊澤洋子さんの初ソロ・アルバム。ロマ(ジプシー)音楽のリズムがここちよい。東ヨーロッパ独特のどこか切なく、情熱的なひびきは人間的だなと思います。聞いていると心の奥のほうにひびいてきて、名懐かしいような気持ちにもなります。いいアルバムです。
CD『Grandes Maestros del Flamenco』 このCD、まずジャケットが気に入りました。赤色をバックに女の人の手が描いてあってね。ぐっと引き寄せられるような良い絵なのです。アルバムはカンテ・フラメンコのを築いた名匠(マエストロ)たちの貴重な音源を収録したオムニバス。史上最高の女性歌手と言われたLA NINA DE LOS PEINESの曲やカンテの皇帝D.ANTONIO CHACONなども入っています。充実した内容ですよ。(以上、結) |
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