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ナワ・プラサード今月のおすすめ
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『こころのヨーガ』 春は、花が咲いて、ポカポカして、心が弾む一方で、なんだか妙に落ち込んだり、焦ったり、心の変化もめまぐるしい。どうしたらリラックスした自分でいられるのかな? この本は、ヨーガの視点で「心をどうするか?」ということをわかりやすくていねいに解き明かしていきます。「回避できるのは未来の苦しみです」「よくばってしまうのは、自分自身そのままで満ちていないから」.....など、気になる84項目が、静かで解放された気持ちへと導いてくれます。イラスト、いいです。
『あくびばかりしていたおひめさま』 もて〜んとした不思議な絵にあちこちちりばめられた花模様が美しい絵本です。あくびが止まらないおひめさまを大人たちはどうにかしようと四苦八苦。空に停滞する大きな雲のようなおひめさまの心は、どんな風(かぜ)を望んでいたのだろう? 自分が本当に何が欲しいかなんて、満たされて初めて気づくことなのかも、と思いました。(以上、わ)
月刊『たくさんのふしぎ 2010年4月号 重力と力』 なぜものには重さがあるのか? これは現代の物理学でも難問だそうです。もの同士がひっぱりあっている(月と地球と太陽、ニュートンのリンゴも)のを、スズキコージがみごとに視覚化してくれています。わぁ〜〜ん、不思議な絵だよ〜。自分の今が絶妙なバランスの中にあることが、わかってきます。付録2個つき。MASS & FORCEの大迫力の「いっちゃってる」絵と、ふしぎ新聞が笑えます。安いよ〜ん。
『Don't You? 〜私もだよ〜 からだのことを話してみました』 薬物・アルコール依存症の女性たち自身による、「生身のからだで生きる術」ハンドブックです。そんな依存してないよ、と思うかもしれないけれど、中に書かれてある症状はどれも「私もだよ」と言いたくなる不定愁訴ばかり。みんなの生身の声だからかな、本当のことだからかな。とても優しく、女性のからのことを考えて、じょうずに編集してる、いい本です。
『絵本 難経レッスン 〜パンダと巡る東洋医学の世界』 ナワプラサードでは、中国医学の入門書で、マンガのものがよく売れます。『まんが黄帝内径』『漢方のルーツまんが中国医学の歴史』『まんが径穴入門』などなど。この本は、81のQ&Aと絵で、経絡治療の根本を教えてくれます。たとえば、「脈をとるときの手首の陰陽」「気の病いと血の病いの違い」「なぜ他の臓器は一つなのに、腎臓は二つあるの?」。私はこういう医学を小学生から学んだ方がいいなと思っています、自分の身体なんだからね。
『使える武術』 長野峻也さんは、かってのほびっと村学校講師。「游心流武術健身法」のかわら版用原稿をもらう度に、独特の文章に感心していたものでした。さまざまな武術界事情に触れながら(これがたいへん面白い)、「使える武術」の本質に迫る筆鋒はますます鋭いです。基本は脱力ですね、何事も。
『オッペルと象』 オッペルの種籾み場に現われた一頭の白象。オッペルの口車に乗せられ、鎖につながれ、いいようにこき使われます。もう死にそうです。象の仲間に手紙をだすよう、お月さまに言われたけど、「お筆も紙もありませんよう」としくしく泣きました。佐藤国男さんの版画が、何ともいい感じです。牛飼いさんの語り口が聞えてくるようです。のどかな絵で、登場人物も象もいいけれど、なにより木々の花がきれいです。
『Rumi's Little Book of Love』 I filled the garden with candles tonight/set the tables with wines and sweets/and called the musicians/How I wish you could be here!(私は今宵、庭をキャンドルの光で満たし/ワインとスィーツをテーブルに並べ/ミュージシャンもよんである/あなたが来てくれたら!) 日本語訳は残念ながらついていません。(ゆの下手な訳でごめんなさい)。150の愛の詩集です。
CD『Rain Track/ZINO』 インド声楽家の中村徳子さん、その連れ合いのバンスリ奏者カルロス・グェーラさん、それにギターとドラムが加わって、じつに透明感のある、美しいアルバムが届きました。聴いているとからだが弾んでくるのに、でも、静けさも同時にあるのです。すごいね。きもちのいい音で、何度も繰り返して聴いても飽きません。徳子さんの声を主に聴きたい方には、歌詞も楽譜もない、42分間「ただ歌う」だけのCD『gathering aaa』(1500円)を、おすすめします。こちらも本当にきもちいいです。
CD『シャアビの創始者/エル・ハジ・ムハメド・エル・アンカ』 北アフリカ〜マグレブ諸国のスターたちのルーツ・オブ・ルーツの音源です。ウードのかわりに、アタックの強い楽器マンドーラを使い、民衆の普段使う言葉でその心情を歌にした、「シャアビ」(アラブ語で民衆の、の意)。アルジェリアの人気スターだったようですが、実に力強い音楽です。言葉は全然分らないが、素晴しい歌ということはすぐ分ります。こぶしの効いた演歌のようなのですが、リズムが独特です。いいよぉ!(以上、ゆ)
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