ほびっと村学校 2018-2019  



りきみをぬく 
日常・運動に役立つ脱力法

12月22日、
2019年1月26日
(第4土曜)1:00~3:00pm

講師/方条遼雨

参加費/3000円
(5回チケット12000円、
10回チケット20000円)

★要予約
申し込み/お問い合わせ:
 基本的に申し込み制ですが、当日ご予定が空いた方など予約なしの飛び込み参加も可能です。
ご予約はお名前(フリガナ)とご連絡先を添え、houjoushunkoku@gmail.com  へ。
ことばの無駄をなくすと、「要点」が残ります。
力みの無駄をなくすと、「軸」が残ります。
運命の無駄をなくすと、「宿命」が残ります。
「りきみをぬく」とは無駄をなくす事・「無駄をなくす」事とは、人として「精製」するという事です。



方条遼雨(ほうじょうりょうう)
 玄武術【天根流】(げんぶじゅつ・あまねりゅう)主宰。甲野善紀先生、中島章夫先生に武術を学ぶ。両先生のアシスタントをしつつ術理に独自の理論を加え、「脱力」「体・動きの根本原理の組み替え」に主眼を置いた「玄運動」「玄武術」を提唱。スポーツ指導者・ダンサー・パフォーマー・格闘家・文筆家など、ジャンルを問わず、各分野ごとの「体の使い方」を幅広く指導。

 近年では祖母井秀隆氏(「VONDS市原」社長兼GM・Jリーグ「ジェフ市原」「京都サンガF.C」/仏「グルノーブル」元GM)と合同で、「京都サンガ普及部コーチ講習会」講師を務める。2016年6月・前年度【合気道SA】主催「実戦合気道選手権」無差別級優勝、総合優勝者に勝利。

 恵比寿「動作術の会」スタッフ/BULINK・甲野善紀「綾瀬講習会」スタッフ/西荻窪「ほびっと村学校」講師/埼玉少年サッカー「FC Cano」武術教室講師/よみうりカルチャー浦和講師。http://hojos.blog135.fc2.com/

【 メディア】◎BAYFMラジオ「Love Our Bay」http://www.bayfm.co.jp/lob/top.html
◎日刊スポーツ/Yahoo! ニュース http://www.nikkansports.com/soccer/news/1728038.html
 12/15(土)・12/16(日)に芦屋でVONDS市原のGM祖母井秀隆さんと合同教室を行います。

【甲野善紀先生の推薦文】
 方条遼雨氏が私の武術の講習会に参加するようになって、この2017年の暮でちょうど満10年になる。
 方条氏は私の講習会に参加するまで、武術や格闘技に関して何も経験していないとの事だったが、非常に独自な探求心のある、ちょっと風変わりな人物というのが、最初に方条氏に会った時の印象だった。ただ、その探究心がどのような技と術理の進展をもたらすかは、まったく未知数だった。しかし、方条氏の探究心は数年の内に開花し始め、まず非常に崩されにくくなってきた。
 そして、さらに数年経つうちに、その独自の探究方法は、おそらく方条氏の中で確信となったのだろう。私の技と技の原理を研究材料として、徹底的に自分の中で分析検討し、方条氏独自の術理を構築して、それに沿って稽古を積んだと思われる。その結果、実際に他の武道や格闘技経験者と手を合わせても驚かれるほどの技量を身に備えるようになった。そして現在、実際に指導者として活躍し始めている。
 方条氏の特色は、すでに述べたように、その探究方法が私の技と術理を参考にしているが、まったく独自なものだという事である。しかも広くさまざまなジャンルの武術を学んでいないにもかかわらず、自らの感覚でサッカーなどのスポーツや、剣術などの道具を使う武術に関しても指導出来るようになっている。
 世間ではよく「自分勝手に自己流で稽古しても大したことは出来ない。まずシッカリとした基本を“確かな師”について学ばなければ…」等と言われるが、そう言われる基本自体が本当に優れた基本かどうかは極めて疑わしい場合が多いし、仮にすぐれた基本であっても、その事を真に伝えられる師は、それこそ雨夜の星のごとく稀だと思う。
 その点、方条氏はすでに再度にわたって述べているが、私の武術の技を体験し、術理の解説を聞き、それについて深く考えて自らが稽古研究するにあたって、方条氏なりの基本的原理や基本的稽古法を作り上げている。
 なぜなら私自身、世間的に言われる「確かな師」には程遠く、自分の技を「正しい」とか「優れている」などとは一度も思ったことがない(もちろん、私なりに「よくこんな事に気付けたな」と思う事はあるが、古人の傑出した技と術理は遥かにまだ先にあるので、何とか今の自分を打破したいと思っているため、術理も技も常に変わっており、私自身「これが大切な基本だから、これをシッカリと身につけるように」と勧めているものは何もない)。
 したがって、私から武術を学ぶとすれば、そうした私が武術と取り組んでいる姿勢を理解し、各自が自分で探究するという方法しかないのであるが、方条氏は最もそうした「松聲館スタイル」とでも呼ぶような武術の探究方法を実践して成果を挙げた典型的人物の一人という事が出来ると思う。
 方条遼雨氏の今後のさらなる活躍を期待したい。(松聲館主 甲野善紀)

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