ナワ・プラサード今月のおすすめ
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![]() 石牟礼道子・藤原新也対談 河出書房新社 1995円 石牟礼さんの言葉はいつもまっすぐ届く。水俣のこと、男水・おなご水とよぶ美しい言葉、福島のこと、会社(チッソ)に義理だてする人たちのこと、新也さんの写真のこと、花のこと、、やさしいきもちが伝わってきます。
文学者たちは、311以降の世界をどう捉えているのだろう。哀しみのなかの奇妙な人間たちの暮らし、私は多和田葉子、川上弘美、明川哲也さんの短編に特に魅かれました。
整体の緊急時の救急法を集めたもの。多少でも整体の知識がないと難しいものもあるが、すぐに役立つ操法もいっぱい。東條百合子さんの『自然療法』と並んで一家に一冊、いかがですか?
『世界畜産紀行』『身体のいいなり』『おやじがき』などが好評の体当たりルポライターの新作です。肉になる前が知りたいと、自分で三匹の豚を飼い、屠畜してもらい、みなで食べるまでのてんまつが描かれます。いのちの祝祭ですね。(以上、ゆ)
「四つの約束」に引き続く続編です。トルテック族の知恵を現代に伝える、すばらしい本です。「五つの約束」正しい言葉を使うこと/何事も個人的に受け取らないこと/思い込みをしないこと/常にベストを尽くすこと。疑い深くあること、しかし耳を傾けることを学ぶこと/これらの言葉を学ぶことで、私たちはあるがままの自分を受け入れ、そこから「あなた」の物語が始まるのです。
考えたくないが、考えなくてはいけない「放射能」のこと。調理の仕方と工夫で放射能を減らしたり、身体の免疫を高めていくことが、今、私たちにできる事。工夫のコツをつかめば難しくないよ。
布作家・早川ユミさんの新しい本です。食べる人の顔を思い浮かべながら、楽しく料理しているユミさんの様子が伝わってくる本でした。ごはんはだいじ。地球と繋がる、台所で、わたしをつくる、ごはんをつくる。
世界各地を旅して、野菜料理を味わってきたしばにさん。無国籍な彼女のレシピは野菜だけでも、しっかりと食べごたえがあります。ご飯がすすむ麻婆豆腐、白菜のピェンロー、うなぎもどきも美味しそう。
アミット・ロイの新作。東日本大震災に接し自分にできることを考えて思い立ったアルバムです。祈り、鎮魂、希望の想いを込めての演奏が心に響きます。本作の売上げは被災地に義援金として寄付されます。
ガムランユニット「TAIKUH JIKANG」1stアルバム。民族音楽というジャンルではくくり切れない、土くささと都会の色が混じり合う新感覚の「音」。かっこいいいです!(以上、結) |
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