ナワ・プラサード今月のおすすめ
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![]() A・ハーバート&M・パヴェル文、谷川俊太郎訳、小田まゆみ絵 現代思潮新社 1470円 原題『Random Kindness & Senseless Act of Beauty』を初めて手にとったのは、93年くらいだったろうか。日本の鳥獣戯画風の絵に、ひとびとのちから、をうたった本だった。また時代がひとめぐりして、日本がこんなひどい国にどんどんなっていって、小田まゆみさんは焦燥感にかられたのだと思う。新たに版画を描きなおして、谷川俊太郎さんの訳で、ひとびとのちから(私に言わせれば、貧乏人の文化??楽しく生きる力!!)を提唱しなおしてくれた。(ゆ) ![]() 藤田一照著 佼成出版社 2625円 10月20日にこの中の対談者、松田恵美子氏との坐禅会がほびっと村学校で。本の中では他にも4人(僧侶、調息整体師、気功師、ヨーガ指導者)と、坐禅の「型」のもつ奥深さを、心ゆくまで論じています。それは一照さんが、とにもかくにも、坐禅の本来的な愉しさを伝えたいという一念をもっておられるからだと思います。外側のカタチではなく、坐ることの根本を知りたい方のために。 ![]() おおえまさのり著 いちえんそう 1680円 今は山梨県で自然農をしているおおえさん。80年代はほびっと村学校の人気講師だった。そのぶれないオルタナティブな生き方は、ほんとに今必要だと思う。おおえさんは、詩のように思惟して、それこそ草木虫魚になりかわって、静かに静かに、人間にとって大切なことを教えてくれている。あ、サイン入り本10冊入荷しています。 ![]() 渡辺ユリ子注解 新水社 3675円 江戸時代の俳諧師、松尾芭蕉の弟子だった其角。相似象学会・宇野多美恵先生のフトマニ(重合、二つのものが出会って二つ以上の効果を得ること)のお相手だった、妹の渡辺ユリ子さんによる注解書がようやく出ました。お二人とももうこの世の方ではありませんが、カタカムナ拾遺としてお読みください。其角は釈迦、孔子、ゲーテ、富永半次郎、楢崎皋月と並ぶ、この姉妹の師です。 ![]() 田中美穂著 WAVE出版 1680円 『苔のくらし』という著書もあり、倉敷の古本屋「蟲文庫」のやさしい時間が伝わってくる、亀についての本です。犬猫鳥まではあるけど、亀ですよ。なかなか早く動くとか、実は猫が好きとか、飼い亀(?)の楽しさの他に、古本屋らしい亀うんちくもたくさん、実にのんびりいい本です。(以上、ゆ) ![]() 鎌仲ひとみ著 集英社 1365円 「まず、自分が変わる。ミツバチのような小さな力が世界を変える」と鎌仲さんは言う。これからどんな未来を作り上げていくか、何を選択すればいいのか、ひとりひとりが考えるとき。お上のやることだからと、あきらめない、譲らない。私たちの未来、健康、命がかかっているのだもの。今、いのちの革命を起こそう!! ![]() 坂本大三郎著 リトルモア 1365円 著者の僕は30歳、偶然にも山伏の世界に足を踏み込むことになった。厳しい修行に始めはとまどいながらも、自然を全身で感じ、受け入れ、その美しさに感動する。丁寧に綴られた文章と味のあるイラストから山伏の世界が伝わってきます。 ![]() たねの森 一袋315円 無農薬、無化学肥料で栽培・採種された、非遺伝子組み換えの種子を扱うたねの森から、秋蒔きの種たちが届きました。全ての種が自家採種可能な固定種です。秋は麦、花、ハーブの種の種類が豊富。プランターがあれば都会でも育てられるし、植物との暮らしは楽しいよ。 ![]() トウヤマタケオ windbell 2520円 跳ねて、転がり、時に、何かを思い出したかのようにしっとりと感情の波にのるリズム。おもちゃ箱の中の色とりどりの世界。初めての本を読むときのわくわくに似たキモチがやって来る。不思議な、心地いい旋律です。トウヤマタケオのピアノ・ソロアルバム。(以上、結) ![]() COMPOSED:ERIK SATIE PIANO:WONG WING TSAN Satowa music 2600円 皮肉屋さんで、生きづらさを引きずりながら、でもとってもお茶目な愛すべきエリック・サティさん。純粋で透明なあなたの曲は、生きづらい私たちの時代にあって、掛け替えのない魂の飲み物です。(ウォン・ウィンツァン) |
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