ナワ・プラサード今月のおすすめ |
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![]() アレハンドロ・ホドロフスキー著 文遊社 3000円+税 1929年、地理のロシア系ユダヤ人として生まれ、両親の愛に恵まれず心に傷を負った著者は幼くして求道者に。瞑想、詩、マリオネット、パントマイム、禅、映画、南米の呪術医…強烈な出会いを重ねながら現実をダンスさせていく!映画監督、心理セラピスト、タロット研究者など多彩な顔を持つ著者の自伝。読む人を元気づけてくれる本です。 ![]() 松田青子 作・ひろせべに 画 福音館 1300円+税 「だれかの好きなものや好きなことを変だなんて言ったり、バカにしたり、だれもそんなことしちゃいけないんだよ。本当にひどいことなんだよ、それは。」トキオくんの飼い猫ミケが言い放つセリフ、オトナが読んでも胸がスッとします。そうだそうだ!(以上、絵里) ![]() 『36のおしえ〜Padama Sangye より』 訳/長沢哲夫 ヤポネシア・フリーウェー 650円(税込み) 詩人・長沢哲夫(ナーガ)が、12世紀の仏教ヨギの言葉を伝えてくれます。小さな経典のようなつくりの、よき本です。1970年頃、旅の途中で出会ったチベット仏教の教えの詩を訳し直したものだそうです。自覚する心に向かうように、と。 ![]() 帯津良一・藤井直樹著 三笠書房 648円+税 大地図帳なんだけど、文庫で手軽。私は整体をしているのだけど、でもそれは何の症状に何、という考え方ではないので、つい手軽な道も知っておきたいと思う。ちょっとした不快が、ツボを押して良くなるなら、そのほうがいいじゃないか、、、ということで症状別のツボ満載です。 ![]() ミロコマチコ著 港の人四月と十月文庫 1200円+税 私はこの人の絵が好きなのだ。動物の絵はとくに。『てつぞうはね』も良かったなぁ。でもこのエッセイも絵以上?に面白かった。人となりと一緒の、無邪気さがあって。すいすい読めて、楽しくて、今どき珍しいんじゃないか? ![]() ハンス・シルヴェスター著 ディスク・ユニオン 2200円+税 エチオピアのオモの谷に住むムルシ族とスルマ族。この人たちの植物やかたつむりの殻をつかった装身具、ボディペインティングの写真集です。美しいし、奇想天外だし、ひとりひとりの存在のすてきなことと言ったら、、、もう、脱帽です。 ![]() きくちさかえ 現代書館 1600円+税 先月号でも紹介しましたが、マタニティ・コーディネーターのパイオニアのきくちさんが、お産に関わる39人のインタビュー集のDVDブックを作りました。お産は何といっても人間の原点だから、ひとりひとりのお話はみな迫力があります。写真もきくちさかえさんです。こういう声が普通に聞こえる社会になりたいな。 ![]() 糞土師・伊沢正名著 ヤマケイ文庫 980円+税 21世紀の寄書、ついに文庫化! 40年間、野糞をし続け、21世紀に入ってからは、トイレでウンコをしたことがない男のドキュメンタリーです。究極の循環エコ・糞土師は、キノコの研究家でもあります。とにかく面白いです。袋閉じ付録もお楽しみ。 ![]() 詩/池井昌樹 写真/上田正治 企画構成/山本純司 集英社 1200円+ とてもとても、やさしい、詩と写真の本です。時代が違う二人を結びつけたのは、ひとりの編集者。やさしいちちははの思い、が、そこここに、小さな花火のように、こどもたちに向かっています。(以上、ゆ) |
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2007/12-2008/01 |