ナワ・プラサード今月のおすすめ |
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おすすめ本:![]() OSHO OEJ BOOKS/めるくまーる 2400円+税 死は最後のタブーだな。恐怖、不死、痛み、親しい人たちの死、悩む人たちに明快に答える和尚のすごさよ。その問答もいいけど、痛みへの対処法、死を超えるための瞑想法は根源的で、実際に役に立つと思います。和尚の弟子たちが講話から編んだ一冊。 ![]() ルドルフ・シュタイナー著 高橋巌訳 飯塚立人編 春秋社 2500円+税 シュタイナーの本はどれも入門書にならない。言葉のアンソロジーであっても、ひとつひとつの考え方があまりに宇宙的なため、ただ驚く。その驚きの中に、実際的な提案もあって、さらに驚く。神秘思想は偏見をもたず外国語を学ぶように読め、と昔言われたことを思い出す。今回の3/1の高橋巌さんの講座、楽しみです!! ![]() 石牟礼道子著 思潮社 2400円+税 2014年刊の詩集です。たよりない私の濱に打ち寄せる、ゆたかないのちの物語。さびしがりやの怨霊たち、わたくしさまのしゃれこうべ、そしていのちと魂の営みすべてに花を奉る道子さんのやさしさが、徹底的に反近代なのがすごいです。 ![]() 秦澄美恵 釈 新潮社 2500円+税 毎年の歌会始でも突出した美しさの歌。天皇制に意見がある人はたくさんいても、美智子さんを嫌いな人は聞いたことがない。虹/喜びは分つべくあらむ人びとの虹いま空にありと言いつつ。私は亡きお母さんを詠んだうたも好き。彼岸花咲ける間(あわひ)の道をゆく行き極まれば母にあふらし。誰か病気だったのか、幼児生還/天狼の眼も守りしか土なかに生きゆくりなく幼児(おさなご)還る。(以上、ゆ) ![]() 〜都会からはじまる新しい生き方のデザイン』 ソーヤー海 監修 東京アーバンパーマカルチャー編集部 エムエムブックス 1800円+税 2月9日発売予定の本です! パーマカルチャーとは、持続可能な生活・文化・社会のシステムをデザインすること。都会でより自然に、楽しく豊かに生きるために、ソーヤー海君(共生革命家)からの贈り物です。予約受付中。 ![]() ジェニファー・コックラル=キング著 白井和宏訳 白水社 2400円+税 現在のグローバル化された食品生産や流通システムがもたらす危険から、抜け出すことを考えなくてはいけない時代だと思います。本書はその方法のひとつ、パリ、ロンドン、バンクーバー、ハバナなど、世界の都市で始まっている「食料自給革命」を描いています。都市の人々が持続的なシティ・ファーマーになることで、スーパーに依存する生活から少しでも脱出できるのではないかしら? ![]() 加賀谷哲朗著 ちくま文庫 1100円+税 何だこの建物は! 屋上には水田、菜園が広がり、4階には池、車で5階まで上がれるスロープ、仕切りのない開放的なバルコニー、高知にそびえ立つ約70世帯が暮らす集合住宅は大きなひとつのコミュニティのようだ。増築に増築を重ね建てられたこのマンション、ほとんどを沢田夫妻二人で建てたというのだから更に驚き。日本のセルフビルドの草分け的存在、こんな家に住んだら、暮らしが楽しくなるね! ![]() ムージ著 広瀬久美訳 ナチュラルスピリット 1800円+税 日本初発行のムージの本です。ヨーロッパを中心に活動するパパジの弟子、覚者ムージ。彼の言葉は深く本質へ、こころに響きます。/「私は誰であるか」と問われても何も見つからないとき、そのときに湧き上がる喜びを誰が知ろうか/(以上、結) |
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2007/12-2008/01 |